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2025.05.01

1棟丸ごとリノベーションされたRC共同住宅を見学しました。

EPS断熱建材の厚み50mmtで丸ごと断熱改修されています。

(アンレーベ横浜星川)

断熱改修後 断熱改修前 外張りEPS50mmt ベランダから出っ張った部分が外張り断熱材EPS50mmt+仕上げ 基本のリノベーション内容

RC造共同住宅を1棟丸ごとEPS断熱建材」でリノベーション(外張り断熱改修)された現場を見学しました。このRC造共同住宅は築60年以上経過していますが、更なる建物の長寿命化と住民への健康配慮から、「EPS断熱建材」での外張り断熱改修が選ばれています。

取材のご協力;神奈川県住宅供給公社 賃貸事業部設計監理課 上田憲治様

この物件は、1954年に「桜ヶ丘共同住宅」(写真:改修前) という名称で建設されました(約37m22DK32戸)。そして2019年に「アンレーベ横浜星川」として1棟丸ごとリノベーションし、生まれ変わりました。改修の工期は、20183月から20192月。建設から60年以上経過してからの工事です。何故60年以上経過してからリノベーションを?との疑問が湧きましたが、事前にRCの強度試験や耐震診断を実施し、既存躯体の状態を確認の上、更なる建物の長寿命化を行なうことにしたそうです。

「外張り断熱改修」では、この、・躯体(RC)の中性化防止による長寿命化に加え、

・室内温熱環境の改善、結露やカビの防止、

・住民が住みながら工事が出来る事も採用に至った理由とのこと。

EPS断熱建材」は長期間性能変化が少なく、建築用断熱材のJIS(JIS A9521)各規格値を満足するので、初期の設計通りの断熱性能が継続し、安心して住み続けられます。


外張り断熱改修」では、1棟を丸ごと断熱材で包むのですが、“住民が住みながらに断熱改修を行なえる”事も採用の大きな理由の一つだそうです。

これ以外にも、

・建て替えの場合、高さ制限から43階建て(戸数削減)が必要、建て替えではなくリノベ選定の理由だとの事。リノベーションは3種類で、住民の希望に沿って行ったそうです。



リノベ前は10部屋近くの空き部屋があったとの事ですが、リノベ後は全て満室となったそうです。

本物件に関するお問い合わせは、神奈川県住宅供給公社 賃貸事業部設計監理課 上田憲治様にお願いいたします。

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